【台中生活】台湾在住者が語る台湾の真実

台湾の台中をメインにグルメ、観光地の事などをまったり書いていきます。

台湾の現地企業で働いて2年が経ち感じた事。

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台湾の現地企業で働いて2年が過ぎました。年を取れば取る程時間が過ぎるのが早く感じるという『ジャネーの法則』というのがありますが、どうやら私もこれに漏れず法則通り人生で1番短く感じた1年でした。

日本で10年以上働いて来た私にとって、初めての海外での仕事というのは緊張感やプレッシャーもありましたが、色々な発見もあり視野を大きく広げてくれたと思います。

そんな台湾企業で仕事を始めてからの葛藤を綴っていこうと思います。

1年目の葛藤(仕事上)

入社後、大まかな仕事内容は聞いていたものの、実際に仕事を始めると私の担当はどうやら社長案件で、前任者が何人も辞めていて、もはや誰もこの案件に関わりたくないから自分を生贄に雇ったというような事を同僚に言われ軽く絶望からのスタート。

何とかしようと藻掻いてみるものの、上司からの指示は社長に怒られない為にごまかすような仕事のやり方で、私が日本企業と交渉の機会を作ってもどうやっても話しが進まずに半年位は全く先が見えない毎日でした。

そんなある日、他部署の人と話していると全く別の内容で他国との取引しているという話を耳にしたので詳しく聞いてみると、その内容であれば日本とでも同じスキームでやっていけると判断し、日本の企業をネット上で検索し、手当たり次第メールを送ってアポを取る事に。

数社から連絡があり、Skypeなどでテレビ電話会議を行い話を進めていき、結果数社と業務提携をする事に成功。

この日本企業とのやり取りで苦労したのは、日本企業は保守的で慎重な企業もあり「会社でSkype禁止なんですよ」とか「実際に会ってお話をしないと」という事もありましたね...

又、会社の意思で進めている案件では無いので気軽に出張が出来る状況でも無く、日本企業側に台湾まで来てもらうのを待つというタイムロスや、こっちから連絡しておいて来て貰うっていうのも何だかなと思ってしまう事も多々ありました。

ただ、台湾人気という事もあって台湾出張行きたいという方も多いのか、多くの日本企業に台湾まで足を運んで貰えましたのはラッキーでした。

こうして徐々に本来の担当から業務内容をシフトしていき、こちらをメインに仕事を進めていく事で、ちょっと先が見えて来る状況になり少しだけ安心した一年目でした。

 

1年目の葛藤(番外編)

同僚の名前が覚えられない

私が勤めるフロアには約30人程、別の階のフロアには30人程の同僚がいるのですが、とにかく名前が覚えられない。日本にいる時はそういった事は無かったのですが、外国人の名前って覚えられないんですよね。

というのも台湾では同じ苗字が多い為、基本的に会社内では下の名前、あだ名、イングリッシュネームのどれかで呼ばれるのが一般的なので種類が豊富という事があります。

それだけならぎりぎり何とかなるのですが、社外の方と話す際は苗字で呼ぶ訳で、もうこうなってしまうと誰が誰だか頭が追い付かないんですよね。

これは今でも頭が痛いですね~

 

昼寝するんかい

今の会社の昼休憩時間は1時間半もあるんですよね、理由としては皆昼寝するから...

大体休憩時間の30分が過ぎた頃にフロアの電気は消され多くの同僚が昼寝を開始。

猛者になると、会議室などにプールサイドで寝るような折り畳みのイスを準備しておき、それを広げてのんびりと寝ております。

私も会社でいびきかいて寝れる位の大物になりたいですわ。

 

社員旅行や忘年会におかん!?

台湾の会社でも社員旅行や尾牙(日本の忘年会)といったイベントが年に1度あるのですが、追加料金を払えば家族やパートナーも連れて来れるんですね。※割安になる

そこで自分の同僚が会社の忘年会連れて来たのがおかん!

最初はペタジーニ的(友人の母親と結婚)なのかどうかわからなかった為、触れないでいたのですが他の同僚から母親と聞いて納得&安心。

まあ家族思いなのはわかりますが、ちょっと日本では考えられないですよね。

台湾の友人からは母親の会社の社員旅行に一緒に行くというのも聞いた事あるので、台湾では割と普通の事なんでしょうけど面白い文化ですよね。

 

2年目の発展と挫折

新しく始まったプロジェクトも軌道に乗り始め、少しずづ仕事が楽しくなってくる日々。

会社では毎月一定以上の利益を出す事でボーナスが貰えるスタイルなのですが、ボーナスを初めて申請する事ができて喜びに浸っていると、そんな噂はすぐに同僚に広がり自分のプロジェクトのサポートをしたいという同僚が増えてくる事に。

今までは腫れものを触るみたいな扱いだったのに素晴らしい掌返しですけど、逆に認められたのかなといった嬉しさもありましたね。

まあ手伝って貰う事はありがたいのですが、人が増えるとトラブルの増える訳で日本とは違った悩みも増える事に。

どんな悩みかというと大まかに2つあり一つ目は、例えば会社で日本語を話せる人材を探すという案件だったとします。

まず1人が求人内容を作成して求人サイトなり、会社の求人欄へ投稿しますよね。

そうするとサポートしてくれると言った方はこの内容をそのままコピーして、また同じ求人サイトへ投稿。他の方も同じようにコピーして投稿...

ようは連絡先が違うだけで、内容が同じものがずらりと並ぶ感じですね。

そうやって、自分の手柄にしてボーナスを貰おうという考えで、ただ同僚同士で奪い合うというカオスな状況が発生して唖然とする私。

このように楽して稼げたらラッキーというような考えの人も多く、ありがた迷惑というような感じになってしまいましたが、サポートしてくれる方も無碍にも出来ないので、週ごとの交代制にしたりして何とか折り合いをつける感じにすることに。

 

もう一つの悩みは一部の台湾同僚や、東南アジア系の華僑の方などですが、仕事のやり方がチームというより個人という考えが顕著なんですよね。

例えば「同僚が休暇だからその分の仕事サポートしてあげて」とか会社ではよくありますよね。でもその人達は「同じ給料で彼の分もやるのは意味がわからない、彼の分の給料もくれるならやるよ。」とか言っちゃたりして。

正論で言えばそうなんですけど、自分が日本的な考え方なのかな?って思わされる出来事でしたね。

 

あれこれあって大変でしたが、徐々に売上げは上がり、チームらしさも出てきたのでほっとしていたのですが、そこでコロナ発生...

私のプロジェクトも例外では無く打撃を受け、会社は3カ月間週3出勤となり、給与も減少...(無休休暇)他の部署でもリストラに近いような退職も目立ち、会社の空気も重い感じになっていくことに。

 

現状は徐々には回復はしてきましたが、まだまだ完全復活まではほど遠く、何とかしのいでる感じですね。日本企業からは絶対に回復する時期が来るからと励ましの連絡を頂きますが、どこまで持ち堪えられるかが課題ですし、日本企業側も大丈夫かって思ってしまいますね。

 

そんな状況下で時間が出来た事と、上司が変わった?いなくなった事もあり、長い事封印されていた社長案件に再度取り組む事に。

そうすると、自分の取り巻く環境も少し変った事もあり、手伝ってくれる同僚も増えたからか希望が見える状況へと変化したので今後はこちらに注力していこうかなと思ってる最近です。

ちなみに2年目の有給は10日でした。日本と同じように年々増えていくシステムなので、3年目だと11日になるのかな?

又、今の会社では有給は自由に使えるので、そこは良い所ですね~

 

2年目の葛藤(番外編)

3.5時間で退職!? 

チームが大ききなる過程で必要な事に新たに仲間が増える事が挙げられますが、そんな中での苦労もありました。

その方は私も最終面接で直接話して採用を決めた方なのですが、受け入れの1日目の昼休憩の時に辞職を言い渡されました(3.5時間)。その時は会社規則など人事部による受け入れだったので実際にその方とは一緒には働いていないのですが、どうも会社の雰囲気が合わないとの事。

それにしても早過ぎでしょ。

 

デブ不可避

台湾の会社では毎日のように皆でドリンクのデリバリーの注文行うんですね、飲まなければいいんですけど「今日は新しいお店だから」「ブドウの新作出たらしいよ」とか言われると心の弱い私は飲みたくなってしまうわけで。

他にも團購(一緒に買うと安くなる)の試食品がたびたび届いたり、雞排(フライドチキン)や肉まんなどのおやつをデリバリーする事も。

食べ物も油っこいの多いので自炊したり、自己管理しなりとあっという間にやられます。

マジで台湾太るから...

 

お風呂入りたい

仕事とは関係無いのですが、仕事で疲れたらお風呂で疲れを流すというのが日本での生活でしたが、台湾の今住んでいる家には浴槽が無いんですよね...

無駄にシャワー&トイレの浴室が二つあるんですけどね。

台湾にも温泉はあるので、旅行でそういった場所に行けばいいのですが、嫁が妊娠&出産という事もあり全く行けず。

湯船に1年以上浸かってないんですけど、風呂入りて~

 

 

 

最後に

人生なんとかなるって事ですよ。私も35歳から中国語勉強始めて、台湾で仕事探してなんとかやってますから。

ただ「なんとかなる」と「何でも良い」は違うので、そこは勘違いしないせずに、自分の目標を持って生きて下さいね。

台湾だと2万元程度あれば生きていけてしまいますが、それで満足していては「何でも良い」になってしまいます。別にお金が全てでは無いですし、やりたい仕事であれば全く問題無いと思います。

ただ色々な事に挑戦して乗り越える、それが「なんとかなる」だと思うので迷っている方がいたら年齢とか気にせずにチャレンジしてみて欲しいなと思うまでです!

 

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