【台中生活】台湾在住者が語る台湾の真実

台湾の台中をメインにグルメ、観光地の事などをまったり書いていきます。

当社で蔓延る圧迫会議㏌台湾

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仕事柄台湾にある日本企業と打ち合わせをする事も多いのですが、うちの会長に何度言っても治らない悪癖がある。ちなみに会長は60過ぎの台湾人なんですけどね。

 

台湾ではそうなのか、中華圏ではそうなのかわからないがうちの会長は打ち合わせや会議の際にとにかく人数を集めるのが好きなのである。話の途中でちょっと他の部署に関わる話になったら「あいつ読んで来い!」となってその人が呼び出される。その場にいない社員の場合はモニターを使って会議に参加させられる。

 

別にその人しか知らない内容だったらわかるが、そうでも無いのが問題。ただの見栄とか自分の会社は大きいという事をアピールしたいのだろうか無駄に人海戦術を採用する会長。

 

 

以前台湾にある日本企業と打ち合わせをするという事で、通訳&日本人企業という理由で他部署の自分が駆り出された。

 

相手は1人。年齢も20代で若く、台湾に来て1年経たない位らしい。うちの会社は私と、関係部署の担当者2人&会長の計4人で会議はスタートした。

日本企業の若い担当者は慣れない異国の地、外国人との会議のせいか緊張が見て取れる。

 

会議が始まると彼は台湾以外にも、東南アジアの会社とも取引していると話し始めた。

すると会長のパワープレーが発動する。

会社にいる華僑の東南アジア人を呼び寄せ初めた。

タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピンなど続々と集まり5人程追加された。9対1となる。集めた理由は「うちにもいろんな国の人材いるよ、どや!」みたいな考えだろう…

日本人の彼には日本語でこっそり「申し訳ないです。会長はこうゆう人なので気にしないで大丈夫です」と伝えたが気まずさはどうやっても拭い切れない。

呼ばれた方も状況がつかめずとりあえず座っている感じだ。まあ彼らの事はほっといて話を進める。

 

すると少しして2人の老人が会議室に案内されて入って来た。

なんだこのおじいちゃん達はと思っていたら、会長の知り合いの別会社の社長さん達らしい。

台湾では会議の際に勝手に知り合いを呼ぶ事もある。お店開きたいって不動産屋と話したら、勝手に内装屋とか食品会社の知り合い呼んじゃってる感じ。

そんな訳で11対1。野球なら5回コールドゲームである。

 

会議室の椅子も足らずに、別の場所からイスを持って来て座るような状況となり、日本人の彼は会議室の隅に追いやられて完全に縮こまってしまっている。

私は「すみません、自分も存じ上げないのですが、会長の知り合いのようですね」と伝えるがもはや上の空な彼。

異国の地で中国語もままならない中、十数人の外国人に囲まれる、これがストレスでなくて何なんだろうか。

 

会長はというと「見たか我が実力を」と言わんばかりの顔で2人の社長と話しをしている。「アホかお前は」と突っ込みたくなるがそこは堪える。

 

しかも会長に呼ばれた全員が日本人の彼と名刺交換する上に、彼が律儀に席順通りに名刺を並べていたものだから彼の机の前は名刺だらけでもはやカードゲームでもやってんですか?って状態。

デュエルとか言ったらなんか起きそうな感じですわ。

 

そして私はというと予想外の会長の知り合い社長達と日本人の彼との通訳も担当させられぐったり。彼もプレッシャーでぐったり。日本人2人はへろへろになりながら会議室を後にしたのだった。

 

彼を下まで送っている際にお互い疲れからか多くは語らなかったが、異国の地で強くならないとなという感情と、共になんとか乗り切ったという連帯感からか彼と固い握手を交わしその後も連絡を取る仲となった。

 

会長はここまで見えてるのだろうか。

 

そんな訳無いよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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