【台中生活】台湾在住者が語る台湾の真実

台湾の台中をメインにグルメ、観光地の事などをまったり書いていきます。

『台湾で働く』現役日本語教師が教える日本語教師になる方法と給与事情!?

f:id:QINGSHUI:20181113184206j:plain

 

こんにちは、今日は現役日本語教師(偉そうな響き)の私がどのように台湾で日本語教師になったか、給与、苦労などを書いていこうと思う。現在は副業のような感じでやっている。

 

あくまでも自分の経験なのでそこは考慮してほしい。ちなみに私の中国語レベルはコミュニケーションが取れ、生活にはそこまで問題無い位である。

 

※先に言っておくが、私の場合は少し特殊で台湾人と結婚した為台湾での就労ビザ取得が必要無いので若干有利だったのかもしれない。

 

 

台湾で日本語教師になる為にしたことは?

 

日本語教師になる為に、『日本語教師養成講座』を420時間受けたかとか『日本語教育能力検定試験』に受かったかと言われたら特に何もしていない。何をしたかというと台湾に来た時に下記就職サイトに登録しただけだった。

※求人に上記資格を必要としている機関も多数ある。

 

また、台湾に来た当初私は日本語教師をやろうという考えは無かった。というか頭の中に日本語教師という職業が無かったのだと思う。なぜそんな私が日本語教師になったかと言うと、知り合いの台湾人に日本語を教えていたり、日本人の知人からも「日本語教師が向いている」と言われ頭の片隅にあったからだろう。

 

台湾で仕事探しといったらここに登録

 

『104』

104人力銀行 - 工作機會數領先,找工作、找人才必用的人力銀行​

 

『1111』

【找工作】依工作性質、企業類型或專長找適合的工作機會-1111人力銀行

どちらも有名だが、機会を増やすために両方登録しておく方が良いだろう。

 

他にはネットで『日本語教師』『台湾』『求人』などで調べれば結構出て来るのでそこに連絡して聞いてみるのが一番安心なやり方だろう。

 

 

 ここに登録しておくと各企業が自分の履歴書を見てくれて、興味があったらメールが来るので、送られてきたメールを見て自分が興味ある仕事なら面接などの予約をするといった感じである。スカウトみたいな感じだろう。

 

もちろんサイトから自分の希望の仕事を探して連絡する事も出来る。

 

履歴書登録が終わってから数日後、民間語学学校数社から日本語教師のオファーがあり、日本人の知り合いに言われた言葉が頭に浮かび、面接してみようと決めた。

 

 

日本語教師 X社

ここは家から近かった事もあり面接に行くことに。規模は大きくなく、台湾でも全部で3校と分校は少なめ。

 

面接はどんな感じ?

若干お固い感じの面接で、今までの日本での経歴などを聞かれたりしたが30分程で終了。ちなみに会話は中国語だった。面接後、空いている日に模擬授業を見せてと言われたので、後日模擬授業を行う事に。

授業とか全くやった事ないけど大丈夫かな?と不安であったがまず教科書も持ってないので、知り合いに他の学校の教科書借りに行く。家で教科書を眺めイメトレをして本番に臨んだ。

模擬授業は30分間で内容は50音を教えるとの事だった。相手は面接官のおばさん一人...開き直って、「自分の後について読んで下さい」とか『あ』から始まる単語はこういうのがありますなどと自分なりに頑張っていたらあっという間に終了。模擬授業もそうだし、全部中国語っていうのもすごく疲れたし、変な汗がいっぱい出た。

 

結果は面接官に「教師の経験あるの?」と聞かれた。無事合格らしい。

 

給与・出勤時間・授業内容

給与は時給で計算し、1時間400元(約1500円)との事だった。台湾の最低時給が130元(約500円)と考えると約3倍なので日本の給料と比較しない方なら悪くはないかと思う。

 

1コマは2時間なので、1回の授業で800元(約3000円)

 

マンツーマンなどで生徒が急に休んだ場合も給与は保証してくれるとの事で安心。

ただしクラスによっては自分で教科書を準備したり、資料を作成したりする時間もあるので最初のうちは結構準備で大変である。

 

一番の問題は担当クラスを貰えるかという事だった。ここの語学学校では生徒の募集をして、3人以上集まるとクラスが開かれるという感じなので(マンツーマンの授業以外)そもそも募集期間に希望者が来なかったら、クラスは開かれないのであった。

 

又は生徒がある程度集まった段階でのお試し授業を開き、その後生徒が参加するかを最終決定するので、そこでも3人以下になったら授業は開かれずに終了となるのだ…

ひとたび授業が開始されればその後は生徒が来ても来なくても関係なく給料は貰える。ただし、約2,3か月後に再度クラスの開催の有無が問われ、継続して授業を受ける生徒と新規の生徒の合計が3人に達しなかったらそこでも終了となるのだ。

 

完全に実力社会的構図であり、人気のない先生は全く自分の授業が無く、他の先生が休みの時の代理のみといった感じになってしまう。

又、自分の予想だが、お試し授業を優先的にやらせて貰えるのも、出勤年数や学校の主任との関係もあると思うので、最初は授業が貰いづらいと思う。知り合いの台湾人に授業を優先するだろうし、私も開始当初自分の授業は週1のみだったし…

という事で最初の一か月のお給料は5000元位…

お試し授業も一回しか貰えなかった。

 

日本語教師 D社

こちらは電話が掛かってきた事と、X社の授業が少なかったのもあり面接に行く事にした。この語学学校は台湾で一番大きく、マネージャーは全て日本語で対応となるので中国語が話せない方でも安心である。

 

 面接はどんな感じ?

電話で5分位で終了する。「どこなら通える?」とか採用がすでに確定している感じであった。「時間がある時に近くの分校に履歴書持って来て」との事で持って行った。

「分校で他の先生の授業見てそんな感じでやって」との事で、日本人先生の授業を2回見に行く。しかも2回とも同じ先生だし…違う先生の授業見せてよ。

 

そんな感じでここでも教師となった。自分の真っ白なスケジュールを送って、授業を入れれるだけ入れて下さいと言ったら、始めたばかりだったがそれなりに入れてもらえた。

 

給与・出勤時間・授業内容

給与はこちらも時給で計算し午前中と午後は300元前後、夜は300元後半といった感じでX社よりも安かったのだが、午前中から授業がある事もあり授業数が多く、働ける時間は圧倒的に多くなった。

 

1コマは1時間半が多く、夜は2時間の授業もある。シフトも働きたい時間だけ伝えればいいし、休暇も簡単に申請出来るのでその点はとても楽だ。

 

マイナス点は生徒が一人も来なかった場合は1時間分の給料しか貰えなくなってしまうので最低一人の生徒は確保したい。

 

ちなみに私の最初の一か月目の給与は20000元程度、安定して決まった授業が確保出来れば週5で毎日5時間程働ければ30000元は超えるはずなので生活は出来ると思う。他に仕事があっても副業としてやりやすいのでそこも魅力である。

 

ただしビザの関係もあり、労働ビザで日本語教師をやっている方は働ける校舎の数が決まっているらしいので、他の先生が休みの際に代講で代わりに授業をするといった機会は少ないのかもしれない。

 

授業のコースは多岐にわたっている。授業のコースも沢山あり完全に初めたばかりの『50音』から『初級』『中級』『上級』『日本語検定対策』『観光』『ビジネス』などがある。中国語が話せると『50音』や『初級』も任せてもらえるチャンスは増えるだろう。

でも中国語が全く話せないという日本人教師が50音を担当しているともよく聞くのであまり考えてはいないと思う?

教科書などの教材は全て学校が提供してくれるので安心。生徒も色々な人が来るので面白いし、私の担当している所は午前中の授業はリタイア後の年配の方や主婦などが多くわりと年齢層は高めで必然的に雑談が増えるし、夜は仕事後の会社員が多いといった感じである。

この学校の生徒は3カ月とか6カ月とか1年単位とかで学費を払ってライセンスを買う。生徒は期間中何回授業を受けても料金は変わらないといったシステムである。又、払う金額によって通える地域が変わる(台中なら台中の分校全部大丈夫とか、台湾全てのライセンスだと台湾の分校どこでも授業を受けれるといった仕組み)

素敵な仕組みであるが比較的時間に余裕のある年配が多いのもその理由だろう。生徒の中には先生が気に入らないと、近くの別の分校で別の先生の授業を受けるという生徒もいる。逆にわざわざ自分の名前を探して、授業を受けに来てくれる事もあるのでこれは嬉しい。

 

 

移動手段

一つ気を付けて欲しいのは、台中で働くとしたら交通手段はそこまで便利では無い事だ。メインの通りにBRTなどは通っているものの、不便な場所も多い。私の移動手段は原付なので問題は無いのだが、バスなどは時間が読みにくいので大変だと思うし、自転車を買うかYouBikeなど貸し出し自転車を利用するべきだろう。特に夕方6時位は仕事帰りの人で道が混むので注意した方が良いだろう。

Welcome to YouBike 微笑單車

 

 

ビザに関して

ビザに関しては各学校に確認した方が良いしなるべく日本にいる時に準備して貰うべきだろう。留学後に仕事を探すとかいう場合は別だが。また、D社に就業ビザを出してもらって、X社でこっそり働くとか掛け持ちするのは違法だし、ビザ無しで働ける所があったとしてもそれは不法就労なので気を付けてほしい。

  日本語教師のビザ取得はハードルは高くないと思うが、その分一般の就業ビザに比べて給料が安くなる。一般の就業ビザは月約48000元の給料が必要とされているが日本語教師はそうではないからだ。そう考えると日本語教師の待遇は良いとは言えないのも事実である。

 

 日本語教師をやってみて

教師という人に何かを教えるという責任のある仕事なので、仕事でのプレッシャーはあった。急に先生と呼ばれ、一人で助けてくれる人もいない中のスタート。ただ生徒が良かったのか、やっていて大変ではあったが充実感はある。

他にも必死に調べて授業に臨んだら生徒が一人も来ないとか、生徒の質問に答えられないとか、色々な問題はあったがそれも良い経験だった。

 

又、日本人だから簡単に日本語を教えられるかといったらそうではない。助詞の『が』と『を』は何が違うのとか、この単語は『自動詞』『他動詞』とか日本人ですぐに答えられる方は多くないだろう。

 

私が言える立場では無いのだが、本気で日本語を勉強し、一生懸命授業をされている先生も沢山いらっしゃる。その方達の足を引っ張らないよう、まずは私も一歩一歩進んでいきたい。

 

将来性

食べるのには困らない適度の給料であれば日本語教師を続けてもよいと思う。資格があればどの国でもつぶしはきくだろうし、なんとかはなる。ただ待遇があまり良くないのも事実だ。

お金が稼ぎたいというなら日本語教師をしながら『通訳が出来るレベルまで中国語を磨く』とか『個人で家庭教師をやる』とか『企業に日本語教えに行くなどの案件を獲得する』などが理想だろう。

 

まとめ

・日本語教師になるだけなら難しくはないがその後は大変

・日本語教えるのは難しい

・給料は日本と比べると安い

・働く時間は自由に決めれる所が多い

・タイミングによっては担当出来る授業が少ない

・中国語が出来る方が良い

・資格『日本語教育能力検定試験』や『日本語教師養成講座』を持っていないと働けない機関も多い

 

www.taichunglife.work 

www.taichunglife.work

 

 

www.taichunglife.work